統一教会から逃げてきた男

長年通った教会を辞めて新たな生き方を模索しています

統一教会

神仏を信じること

近頃は教会の束縛もなく、仕事中心の生活を続けておりますが、それはそれで辛いこともいろいろとあるものです。当たり前の事でしょうが。そうして、統一教会から離れた暮らしでフラットな状況の中で思うこともあります。仕事上の辛い事が重なったときなどは…

愛し難きを愛するとは

教会でよく言う言葉で、愛し難きを愛するというのがあります。私は今ではそのようにしようと思いませんが、改めて考えてみました。事実であるかはわかりませんが、聖書によるとイエスキリストは自分を殺そうとするローマ人やユダヤ人の事を神に祈ったそうで…

学生の頃の思い出

学生の頃、教会に通っていましたが、学校ではやたら眠くて勉強になりませんでした。 統一原理を聞くようになってから、世の中の事に関心を持ちづらくなったように思います。 非原理世界と見下していたのだと思います。 なんとゼミのミーティングの時にも、よ…

幸福度が低くなるパターン

はまりがちな幸福感が感じられないパターンについて思うことです。 よく教会では、次のように言われます。 「人間の価値は、地位や名誉、財産など目に見えるものではなく、真の愛である」 確かにそういう面はあると思いますが、極端に偏りすぎると良くない気…

銀河鉄道999を思い出した

最近はAIの発達などで急激に科学が進歩してるように思えます。 銀河鉄道999 懐かしい漫画ですがこの物語を思い出して感じたことです。 松本零士先生の作品。 物語は以下のような内容です。 主人公の鉄郎は機械の体を無料でくれるという星を目指して、母親に…

教会で見かけた都合の良い解釈

統一教会の教えでは、どんな人も同じ神の子であるから、兄弟姉妹や父母や子供のように愛するべきだとなっています。 ところが、一方では、サタンには断固として立ち向かうべきだという考え方もあります。 例えば、イエス様がサタンに誘惑された時のように。 …

子連れ狼みたいな心境

給料をもらう為、自分の生活費を得る為に、良心に呵責を感じながら仕事をする場合があります。 会社の方針ではあるが、これは人の為になっているだろうか? もちろん家族の為にはなっているのだと思いますが。 どうなんでしょうかね。 「涙隠して、人を切る…

ある宗教2世の悩み(仰天ニュース)

ザ・世界仰天ニュースというテレビ番組で、 最近、「ある宗教2世の悩み」というお話を放送していました。 おそらく、キリスト教系の信仰宗教の事だと思いました。 母親の信仰の影響で、その子供の女の子が、幼い頃から、その宗教のしきたりを守るように育て…

人を見下す習慣

私が長い教会生活で身についた嫌な習慣ですが、自分でも気づかないうちに人を見下していたり、上から目線になっていると思う事があります。 そう思った時は、自己嫌悪になり、早く治さなくてはいけないと思います。 そもそも私にはコンプレックス、自信の無…

霊的闘いというもの

統一教会の中で出会った考え方の中に、"霊的闘い"というものがありました。 これは役に立つのではないかと思います。 "精神的な闘い"という感じですが、霊界が存在する事を前提とする言葉ではないかと思います。 心の世界が現象化するという事は、よく聞くお…

生きる喜びや素晴らしさを見つけていく

私は弱かったので、人に傷つくことも多かったように思います。愛を求めて統一教会に惹かれたのかもしれません。 統一教会では、神の愛の素晴らしさや、霊界での永遠の世界の価値を伝える場合に、世俗的な喜びを否定する事がありました。 よく言われる言葉と…

無償の愛か?あるいは条件的な愛なのか。

統一教会の教えの幹には、真の愛というものがあります。 この世で一番高いレベルの愛だと思いました。 しかし振り返って考えてみると、どうもスッキリしない思いになります。 教会に通っていた頃、み言葉を読んだり、説教を聞いて、神様や真の父母様の素晴ら…

オウムの地下鉄サリン事件のテレビ番組

最近、オウム真理教の地下鉄サリン事件のテレビ番組を妻が見ていました。 刑事がサリンを作った土谷 正実という信者をどのようにして口を割らせるかという内容でした。 私は妻がこの番組をどのような気持ちで見ているのかという事に関心を持ちました。 土谷 …

結局、祝福受けても不幸から脱出していない

結局、問題が解決していないと思います。 そもそも統一教会で感じた希望は、人間の不幸の原因を断ち切って、新しい幸福な人生が得られるというものでした。 統一原理によると、人間の世界で戦争を始めとする様々な苦しい歴史の原因は、人間の心の中にある善…

見えないものを信じるデメリット

こんな事がありました。 子供の修練会があり、妻が参加を勧めていました。 そもそも子供から参加したいということ言うことはないし、勧められても乗り気ではない様子です。 では、何故勧めるのかといえば、親の考えでしょうが、子供の反応が悪くでも次のよう…

愛がある人?

統一教会ではこのような事をいう。 妻を愛し、子供を愛し、家族を愛し、氏族、民族、国家、世界を愛する。 そんな人になれと。 そんな生き方をしましょうと人に言う。 どうなんでしょうか? 妻を愛している、子供を愛している人格者の私が好きなのではないだ…

平和な世界とは

以前は教会の教えに従い、このように思っていました。 神を中心とする人間関係、神を中心とする価値観でもって人類が一家族の世界になれば、戦争も無くなり平和な世界になる。 例えば夫婦、同じ価値観をもって、同じ方向に歩んで行く事が出来る幸せ。 教会で…

真のお母様に何があるというのか

真のお母様は食口に責任を果たせと言われます。 私はそれが嫌です。 お母様は人生の教訓とかは語らないようです。 私が生きていく上で、困難にぶつかったり悩んだりしたときの指針になるような事は語られているでしょうか。 ただお母様はメシアだから尊いと…

NHK 人類の誕生2を見た

NHK 人類の誕生2を見ました。 長い間、統一教会の教義中心で考えていたので、人間は神が創造した神の子であるという創造論が正しいという前提でしか考えられませんでした。 それは仕方がない事ではあったと思います。 思想を選んだわけですから。 今、そのあ…

改めて自分の弱さに気づいた

学生の頃、生きる意味が分からず苦しんでいた頃がありました。 力が出ない、やる気が出ない状況でした。 そんな時、統一原理に出会ったのです。 生きる意味を自分で見つける事が出来る人はいると思います。 でも私はそれが出来なかったのです。 自分で決めて…

さすがにカルトには騙されないと思う

もうカルトには騙されないと思います。 年齢を重ねてから、1人になったりして、お寺や教会など宗教に心を傾ける人はいると思います。 しかし、私の場合は10代で統一教会に出会って、結婚して過ごして来て、失敗しました。 この経験で、普通の人以上に神様を…

宗教とイノベーション

最近、イノベーションという言葉を耳にしますが、よくわかりませんでしたので調べてみました。 以下はウィキペディアの引用です。 *** イノベーション(英: innovation)とは、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法…

7男の亨進さんはダースベーダー

最近、七男の亨進さんは、アメリカで、銃を持参して集会を行ったりして話題になってます。 あるブログの記事を読みました。 七男の韓総裁は亨進さんをモンスターにしたという内容でした。 なるほど、そのようにとらえるんだ〜と感心しました。 私は亨進さん…

教会の二世は何が違うのか

統一教会で祝福結婚をして生まれた子供は、原罪がないといいます。 祝福結婚により、悪の血統から神の血統に転換されると言われています。 私は3年前まではこの事を信じていました。 また、この血統転換の為に結婚したといっても過言ではありません。 普通の…

方言の味わい

統一教会に入ってから方言をあまり使わなくなりました。 今更ながら、どうしてなんだろうと思う事があります。 ビデオセンターに行き始めた頃、コンサルタントの方は綺麗な標準的な敬語で話していて、清楚な洋服を着ていて、学生の私はそんな雰囲気に圧倒さ…

転職をすべきか

転職を考えることがよくあります。 例えば、こんな時です。 仕事の完成度を高めていこうとすると、どうしてもそこに熱意というものが必要だと思う場面があります。 商品を設計、製造したり、お客様に商品を薦める時、学校の先生が生徒の課題に取り組む時など…

オナニーについてどう考える?

教会の文化の中でオナニーをどう考えるか? また教義として、つじつまが合っているかという話です。 以下は参考資料です。 この本を読むと、男性におけるオナニーは仕方がないことと書いています。 悲しいサガだとも。 創造本然の世界に悲しいサガとかあるん…

自分に自信を持ちたかったのかもしれない

昨晩、ふと思いました。 私が何故統一教会の原理を信じたのかという理由は、自分に自信を持ちたかったのだろうと思います。 この世の中で、最も正しい真実を知っていること、自分の行動指針が正しいと思える根拠が欲しかったのかもしれません。 しかし何故、…

お酒は癒された

しばらく好きにお酒を飲んで楽しかったです。 教会時代は飲むことが無かったので、開放感ありました。 20数年ぶりだったので、特に熱燗の日本酒では五臓六腑に染み渡りました。 く〜! でした。 自由にお酒は飲めますが、体調も考えないと。 もしも、教会で…

私はいじめられていたのだ!

私はいじめられていたのでしょう。 これは認めたくないことです。 だってカッコ悪いですからね。 男のプライドが傷つきます。 私のいじめの概念が違っていたのかもしれません。 加藤諦三先生の本を読む中で、「あ、私に当てはまっている」と思う事がしばしば…