統一教会から逃げてきた男

長年通った教会を辞めて新たな生き方を模索しています

感情的恐喝というもの

感情的恐喝ということを最近知りました。

以下は加藤諦三先生のモラルハラスメントの心理構造という本の中の一文です。

 

・・・感情的恐喝という手段 ・・
『私はあなたを信じているのに、なぜあなたは私を信じてくれないの?』
『信じてくれませんか?信じてくれなければ、どうしようもないです』
これを言う人は、本当に人を小バカにしている人である。
『私を疑うのね。あなた、私を疑っているのね』
この言葉は牙。そういわれると『そんな事はないよ』と言ってしまう。
これが、感情的恐喝である。
『私を信じられないの?』と言う時には、その人自身が相手を裏切っている。
そういう人は相手を舐めている。こういう人がまわりにいると病気になる。

感情的に恐喝されて、結果として逃げた人の尻拭いをさせられる。
『友だちなのに、そんなこともしてくれないの?』というような台詞で相手を追い込んでいく。
こうしたことを何度も何度も体験し続ければ、やがて全身が憎しみの塊になる。
そこで心理的におかしくなっても不思議ではない。つまり心が崩壊する。
何をしても楽しくない、誰も彼も嫌い、何もかもが辛い。
生きることも死ぬこともできない。
こうした段階では憎しみはある特定の人に向けられたものではなくなる。だれかれかまわず憎しみの対象になる。
対象無差別の憎しみである。いつ傷害事件を起こしてもおかしくない。・・・