統一教会から逃げてきた男

長年通った教会を辞めて新たな生き方を模索しています

統一教会の子育ての問題点4

 *モラハラ

息子が元気がない理由は、私達両親からのモラハラが一つの原因ではないかと思います。特に妻の。

で、私は妻に対してリーダーシップを取れなかった事が良くなかったと思います。

 

昔、一緒に活動していた方と再会する機会があり、いろいろと情報を送ってもらう中で、モラハラというものに出会いました。

これは今まで考えたことが無かった事柄でした。よく似た言葉で、パワハラというのは聞いた事がありました。

モラハラとはモラルハラスメントの事ですが、ウィキペディアを読むと大まかにわかります。

精神的な嫌がらせ、暴力と書いています。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/モラルハラスメント

 

モラハラというものを知った最初の頃は、そんな事が世の中にあるんだな〜と思ったのですが、そのうちに日常のいろんなところにあると思うようになりました。

そしてまた私も被害者、加害者になっていたと思うようになりました。

とても勉強になった本は加藤諦三先生ののちらの本「モラルハラスメントの心理構造」です。

ある日、図書館でふと目に止まって読みました。

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 この本で出てきたわかりやすい表現は、「美徳による支配」という言葉です。
とても印象的な言葉です。
~何か疲れる人というのがいる。何も失礼な事をしていない。むしろ言葉は丁寧で思いやりがある。
しかし、なんだかわからないけど、心の中に不愉快な感情を誘発される。
そういう人は決して相手に直接的な攻撃をしていない。しかし、裏に隠されているメッセージは批判、攻撃、要求なのである。~

『美徳による支配』
これは現代のいろんなところに見受けられることだと思います。

愛や思いやりには反論しにくいのです。
あなたの為を思っていると言われたら反論しづらいのです。

良いこと、美徳には逆らえないということを利用して人を縛るということです。

私は仕事をしていてよく思ったのは、私のタイプは、人から「ゴミが落ちているよ」

と言われるとついゴミを拾ってしまう感じなのです。

だから、入ってくる仕事をつい受けすぎて、いつも忙しくしてしまいます。

どうしてそうなんだろうかと思っていましたが、モラハラの事を考える中で私は美徳に弱いんだと思いました。

 

そういうわけで、モラハラという事を次第に認識していく中で、私の子供は親からのモラハラによって元気のない状態で育ってしまったのではないかと思うのです。