生きる為に食べるか、食べる為に生きるか
昔からよく出てくる課題です。
生きていく為には食べなければなりません。食料の調達です。その為に働きます。
人類はそれを続けて来たから生き延びてきたのだろうと思います。
そうやって命を繋いできました。
しかし、それと同時に思うことは、人間はただ命を守ることだけではなく、別のところに生き甲斐を見つけます。
目的、目標です。
食べることだけに生きる場合は虚しくなってきます。
不思議です。
生命を維持することを目的としてきた人類が、それ以外のところに目的を持つのです。
時には死の恐怖を乗り越えて目的に生きようとします。
生き方という観点もあります。
たとえ生きる為とはいっても、このやり方は生き方に反する、とか。
強引な商売や人を騙したりすると心が痛みます。
アメリカンフットボールの事件がありましたが、スポーツもフェアプレーで勝たなければ良しと思わない考えがあります。
動物ならば、生きる為なら手段は選ばないという気がします。
人間は不思議な生き物です。
人間は、その人なりの生きる定義があり、その目標の為に食べるという事なのでしょうか。
あるいは、ずっと食べていく為に生きるのでしょうか。